マンチカン(短足)(祖父江忠史ブリーダー/兵庫県/男の子/ブラウン系)の親猫情報

肥大型心筋症は猫の心臓病の中でも特に発生の多い疾患です。心臓の筋肉が厚くなって血液を送りにくくなる病気で、初期ではほとんど症状がありません。重度に進行すると呼吸異常や食欲不振などのほかに咳の症状がでることがあります。また症状のない初期の段階でも突然「動脈血栓塞栓症」を発症し、強い痛みとともに突然死や後ろ足の麻痺などの症状が出る場合があります。

関節の骨の表面を覆っている軟骨に異常がおこり、関節がこぶ状に腫れる「骨瘤」ができる遺伝性疾患です。軽度では無症状ですが、重度になると関節が動かなくなったり、関節が炎症を起こし痛みを伴います。スコティッシュフォールドやマンチカン、アメリカンカールといった、手足の短さや耳の変形に特徴のある猫種にみられます。特にスコティッシュフォールドの中でも折れ耳の猫は「骨軟骨異形成症」を発症している状態です。