ブリティッシュロングヘア(CHENCHUMINブリーダー/広島県/女の子/ゴールド系)の親猫情報

肥大型心筋症は猫の心臓病の中でも特に発生の多い疾患です。心臓の筋肉が厚くなって血液を送りにくくなる病気で、初期ではほとんど症状がありません。重度に進行すると呼吸異常や食欲不振などのほかに咳の症状がでることがあります。また症状のない初期の段階でも突然「動脈血栓塞栓症」を発症し、強い痛みとともに突然死や後ろ足の麻痺などの症状が出る場合があります。

『先天性赤血球生成性ポルフィリン症』はまれな遺伝性疾患です。血液中で酸素を運ぶ分子であるヘモグロビンの一部である「ヘム」の生成に関わる酵素「URO-シンテターゼ」の減少によって、溶血や皮膚の光過敏症が引き起こされます。

アポトーシスの遺伝的欠陥によって、リンパ球が蓄積しリンパ節や脾臓の腫脹がおこる疾患です。生後6～12週齢頃から、全身のリンパ節に異常が出はじめ、生後半年以内で死亡する場合がほとんどです。ブリティッシュショートヘアにみられる遺伝的疾患です。