ブリーダーのお仕事は?
ブリーダーとは猫ちゃんの繁殖、販売をする職業
ブリーダーの主な仕事は「繁殖と販売」です。
同じくペットを扱うペットショップとの違いは、繁殖の部分。ペットを販売するだけのペットショップとは違い、ブリーダーは自分の猫舎で繁殖から飼育まで行います。
そのため専門的な知識と、飼い主として豊富な経験を持っている、扱っている猫種の『プロフェッショナル』といえるのです。
ブリーダーになるために必要な手続き
ブリーダーとして開業するためには、『動物取扱責任者』を指定したうえで都道府県知事へ『第一種動物取扱業』として届出する必要があります。
獣医師や看護師以外の人が『動物取扱責任者』になるためには、関連施設での半年以上の就労経験と、動物関連の専門学校の卒業または資格試験の合格が求められるため、ブリーダー開業は誰でも簡単にできるわけではありません。
またブリーダーを含む第一種動物取扱業者には、販売する猫の特性や状態を『事業所内で対面で説明をすること』が義務付けられています。
血統書発行のための手続きもブリーダーの仕事
『血統証明書(血統書)』は発行団体により発行されるため、ブリーダーが顧客に血統書を発行するには発行団体に加入しなくてはなりません。
日本国内の主な血統書発行団体は以下の4団体です。
- TICA(TICA&Asia Region)
- CFA(CFA JAPAN REGION)
- ICC(インターナショナルキャットクラブ)
- ACC(アジアキャットクラブ)
発行団体が異なる猫の交配で生まれた子猫には、血統書が発行されない場合があります。
ブリーダーから子猫を迎えるメリットとは?
ブリーダーは猫の繁殖・飼育のプロフェッショナルです。
そのため、ブリーダーから子猫を迎えれば、それだけで多くのメリットを享受することができます。
1.健康管理されている
優良ブリーダーは、適切な血統管理・徹底した衛生管理をしているので、安心して迎えることができます。
2.親猫を確認できる
猫舎へ見学しに行くと、多くの場合子猫の両親も見ることができます。大きさや毛色、模様の出かたから性格までチェックすることで、子猫の将来像がイメージしやすくなります。
3.飼育についてのサポートが受けられる
このほか、飼育のプロであるブリーダーからは、子猫を迎える前はもちろん迎えた後もあらゆる面で適切なサポートが受けられます。
4.適正な価格で購入できる
ブリーダーから直接迎えることで販売などに関わる中間費用がかからないので、適正な価格で安心して購入できます。
良いブリーダーか見極めるためには?
ブリーダーから子猫を迎えることにはメリットしかないように思われますが、注意しなければならないのは『悪質ブリーダー』の存在です。
残念ながら、世のブリーダーがすべて優良で善良なわけではありません。
中には、自分の利益のためだけに劣悪な環境下で繁殖を行っている『キトンミル(子猫工場)』と呼ばれる悪質業者も存在します。
優良ブリーダーかどうかを見分けるためには、以下のような点を確認してください。
<専門知識>
- 毛色や遺伝性疾患などの遺伝に関する知識
- ワクチンや薬、衛生管理、駆虫、消毒といった医学的知識
- 食事管理や体調チェックなどの健康に関する知識
- 子猫の性格形成に関する知識
<飼育環境>
- 飼育スペースが広い
- 衛生管理が行き届いている
- 子猫が元気に過ごしている
ブリーダーの猫舎見学するときの注意点は?
良いブリーダーかどうか見分けるためにも、猫舎見学は必要不可欠です。また動物愛護法第二十一条の四で、子猫をお迎えするときには対面説明と現物確認のために猫舎見学が必須となっています。
しかしほとんどの方にとって猫舎見学は初めての体験です。立ち居振る舞いをどうすべきかなど分からず、不安に感じることもあるでしょう。
そんな方のために、猫舎見学をする際に知っておきたいポイントを紹介します。
<猫舎見学で気を付けるポイント>
- 猫舎見学は1日1件まで
- 親猫は見学できない場合もあることを理解しておく
- 猫について最低限の知識を身に付けておく
- 思いやりを持って子猫と接する
- わからないことは遠慮なく質問をする
猫舎見学は1日1件まで
猫舎にはワクチン接種前の子猫がいます。
同日に複数の猫舎見学をしてしまうと、ほかの猫舎からウィルスを持ち込んでしまう恐れがあるため、1日に複数の猫舎見学をしてはいけません。また、ペットショップに行くのも避けてください。
親猫は見学できない場合も
可能であれば親猫の姿も確認したいところです。しかし、産後で弱っているなど体調の問題もあるので、必ず親猫に会えるわけではありません。
猫について最低限の知識を身に付けておく
猫を迎え家族として一緒に暮らしていくためには、最低限の飼育知識が必要です。
育て方やかかりやすい病気などの知識を事前に身に付けておくと、猫舎見学の際ブリーダーに具体的な質問ができるので、より有意義な見学にすることができるでしょう。
思いやりを持って子猫と接する
猫舎を見学する際に気を付けたいのが、そこで暮らす猫の生活を邪魔しないということ。
例えば眠っている子猫を起こしたり、無理に抱っこしたりしようとしないでください。猫の健康を守るためにも、コミュニケーションを取りたい場合は、まずブリーダーさんに確認しましょう。
わからないことは遠慮なく質問をする
せっかく時間を作ってもらっているのですから、分からないこと、疑問に思うことはどんどん質問して、プロからアドバイスしてもらうと良いでしょう。
また質問することでそのブリーダーがどんな想いでブリーディングしているのかが理解できるため、優良ブリーダーかどうか判断する材料になると思います。
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ブリーダーについて
問い合わせに丁寧にお答えいただき安心しましたし、見学にもすぐに応じてくださり助かりました。以前普通のペットショップで購入したことがありますが説明もほとんどなく、血統書も送付されないままショップが無くなってしまったことがありました。
お迎え後すぐに病気が見つかりましたが、
対応にもあまり満足できず、次にお迎えするならブリーダーさんと決めていました。
猫ちゃんの両親もしっかり把握してくださり、猫ちゃんの説明も丁寧でしたし飼うための説明もわかりやすく教えていただけました。
何かあっても安心して色々とご相談できると思い選ばせていただきました。
お迎えしたネコちゃんについて
同じ猫種を元々飼っていましたので、飼いやすさと可愛さはわかっていたので次も同じ猫種が良いなと考えていました。スコティッシュは骨の病気になりやすいと聞いていたので、きちんと両親がわかることと、耳が折れておらずメスちゃんがよかったので選ばせていただきました。
見学では写真のままとても可愛く、
ひとにとても慣れているような仕草がたくさん見られ大切にお世話されているのがわかりました。
子供とも対面しましたが相性も良さそうだったので、その場でお迎えを決めました。
お迎え後のネコちゃんとの生活について
先輩猫がいるので、しばらく大人しくしてもらいますが、数日で人とも慣れてくれゴロゴロいってくれます。子供も先輩猫の世話はしませんが、新しい子猫は自分が世話をする!と思ってくれ頼もしいなと思いました。
2025-09-21 ご成約
もぐさ さん(40代)京都府
大嶽頼子ブリーダーへの評価
5
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ブリーダーについて
丁寧な対応感謝しています。お迎えしたネコちゃんについて
大柄な猫がほしかったから。とても綺麗な目をしていたから。
お迎え後のネコちゃんとの生活について
元気いっぱいで賑やかです。2025-09-21 ご成約
モナカ さん(30代)大阪府
王思ブリーダーへの評価
5
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ブリーダーについて
とても丁寧に対応してくださったから。お迎えしたネコちゃんについて
顔がとても綺麗だったから。子供たちと遊んでも大丈夫なように大きい猫がほしかったから。
お迎え後のネコちゃんとの生活について
元気いっぱい子供たちと遊んで沢山食べてよくねてます。
見てるだけで癒されます
2025-09-21 ご成約
おもち さん(30代)大阪府
王思ブリーダーへの評価
5