飼い主に従順で甘えん坊という共通点を持つトンキニーズとシャム猫。
性格や見た目がとてもよく似ていますが、両者の違いはどこで見分ければよいのでしょうか。
ここでは、トンキニーズとシャム猫の違いや見分け方についてご紹介します。
トンキニーズってどんな猫?
「やんちゃな猫」の代名詞とも呼ばれるトンキニーズ。ミンクのような手触りと、筋肉質で重量感のある体格が特徴的です。
性格は好奇心旺盛で活発。何に対しても興味を示して行動をするので、大胆な一面もあります。
また警戒心が少なくフレンドリーなので、ほかの猫や動物、小さな子どもとも仲良くできるといわれています。
人見知りが少なく、成猫になっても子猫心を忘れない愛嬌たっぷりな猫種といえるでしょう。
トンキニーズについてもっと知りたい方は、下記のリンク先もチェックしてみてくださいね。

シャム猫ってどんな猫?
日本ではシャム猫、海外ではサイアミーズと呼ばれていますが、古来からシャム猫を飼っていたタイでは、月のダイヤモンドを意味する「ウィチアン・アート」と呼ばれています。
また筋肉質でスレンダーな体型に、すらりとした長い脚は美しい曲線を描いており、まさに「優美」「典麗」という言葉がぴったりです。
性格は社交的で気まぐれですが、飼い主に対して従順で愛情豊かな猫です。遊ぶことも大好きですので、猫とコミュニケーションをたくさん取りたい方にはピッタリな猫といえるでしょう。
シャム猫については下記のリンク先でも詳しく解説しています。気になる方は、こちらの内容もぜひご覧になってくださいね。

トンキニーズとシャム猫の見分け方は?
トンキニーズとシャム猫。
一見、とてもよく似ているため見分けがつかない方も多いことでしょう。
ここでは、トンキニーズとシャム猫を見分ける2つの方法についてご紹介します。
似ている理由
元々トンキニーズは、アユタヤ時代からタイで自然発生した猫種です。
しかし、現在のトンキニーズの基となったのは、1950年代に人の手で異種交配された「シャム猫」と「バーミーズ」の間に生まれた猫だといわれています。
つまり、トンキニーズはシャム猫とバーミーズのハイブリットであるため、見た目がシャム猫に似ているのは当然といえそうです。
見分けるポイント①:体型
トンキニーズは、全体的に丸みを帯びており、筋肉質でがっちりとした体型をしています。
一方シャム猫は、全体的にスレンダーで長い四脚としっぽを持ち合わせています。
見分けるポイント②:目の色
トンキニーズとシャム猫を見分けるには、目の色を見るとよいでしょう。
トンキニーズはアクア(水色)、グリーン、ブルーなどバリエーション豊かですが、シャム猫はサファイヤブルーの一色のみです。
そのため目の色がサファイヤブルーでなければ、トンキニーズだと見分けることができるでしょう。
まとめ
今回はトンキニーズとシャム猫の違いについてご紹介しました。
どちらの猫も、飼い主に対して甘えん坊で飼いやすい猫種です。猫とたくさんコミュニケーションを取りたい方にピッタリの猫種だといえそうですね。